京都大学医学部附属病院地区における火災について
火災の概要

京都大学医学部附属病院地区における火災について
その概要をご報告いたします

事象とその日時 詳細
1-1. 火災の発生
   平成28年7月1日、18:17頃
4階建ての医学部旧産婦人科病舎(病院地区構内図)1階にある、病院RI実験施設にて、火災が発生しました。実験用ヒーターを木製棚に置いたまま退室をしたため、棚から発火したと思われます。
1-2. 報道機関を通じたご報告
   平成28年7月2日、19:00頃
報道機関を通じて、火災の発生場所と経過、その原因、放射線量の調査結果について記者会見を行いました。
1-3. 本学ホームページを通じたご報告
   平成28年7月4日
本学医学部附属病院 稲垣暢也 病院長より、お詫びとご報告に関する文書を、本学および医学部附属病院のホームページに公開いたしました。

医学部附属病院地区での出火でしたが、外来は通常通り行われております。

1-4. 出火原因の確認
   平成28年7月4日
出火原因や燃焼の拡大経過について確認いたしました。

出火原因

  • 実験に使用した投げ込み式のヒーターを、電源を入れたまま木製の実験棚に放置していたことが原因と思われます。
燃焼の拡大経過
  • ヒーターの発熱により木製棚が発火し、徐々に棚、実験台などに燃焼範囲が拡大しました。
  • 同じ室内にあったスプレー缶などに引火し、急激に火が拡大したと思われます。
1-5. 原子力規制委員会に届出を提出しました
   平成28年7月11日
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に基づき、本火災についての危険時の措置について届出をいたしました。
届出いたしました書類はこちらです。
1-6. 原子力規制委員会に一部補正の届け出を
   しました
   平成28年8月29日
本火災についての危険時の措置についての届出に、一部補正を届け出ました。