
京都大学サステイナブルキャンパス構築シンポジウム 2021
2021年3月5日(金)15:10-17:00
会 場:オンライン開催(Zoom ウェビナー)
参加費:無料(事前にオンライン参加登録、登録完了後ウェビナー参加URLを送付)
主 催:京都大学環境安全保健機構・京都大学施設部
2013年より毎年開催してまいりました京都大学の「サステイナブルキャンパス構築」シンポジウムは、昨年は残念ながら感染症防止の観点から中止となりましたが、今回はインターネットによるライブ形式で7回目の開催を迎えることになりました。本シンポジウムはこれまで、持続可能な大学キャンパス構築に向けた、全国の大学教職員・学生、学内外の施設等関係者による取組についての情報交換の場、最新事例の紹介の場として開催してまいりました。
地球規模の省エネルギー対策や再生可能エネルギー活用の一層の推進が求められており、サステイナブルキャンパス構築の流れが世界の潮流となっている現在、本学も温室効果ガスの排出削減を目指し、環境負荷低減に資する取組を継続的に実施しています。
また近年は、記録的な猛暑や地震、台風、集中豪雨といった自然災害が頻発しており、昨年は電力、交通・通信等の社会インフラに甚大な被害が発生する事態となりました。常日頃からの危機管理と減災対策とともに、このような自然災害に柔軟に対応できるような施設整備の必要性が高まっています。
今回のシンポジウムは、「次世代社会に向けた環境調和型キャンパスの構築」をテーマに、「大学キャンパスに再生可能エネルギー施設の導入が加速する未来」に焦点を当て、当分野に造詣の深い専門家の方々からご講演をいただきます。オンライン形式ですが質疑応答の時間も設けておりますので、どうか奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
最後に、本シンポジウムが持続可能な大学キャンパスに向けた、新たな取組を生み出す契機となれば幸いに存じます。
京都大学環境安全保健機構長 吉﨑 武尚
京都大学施設部長 富田 大志
プログラム
司会:松井 康人(京都大学環境安全保健機構 教授)
- 15:10~15:15 開会挨拶 村中 孝史 (京都大学プロボスト理事・副学長/戦略調整、企画、
学生、環境安全保健担当) - 15:15~15:30 講 演1 田畑 茂喜 (一般財団法人日本気象協会)
「PV導入量拡大における太陽光発電予測の重要性」 - 15:30~15:40 質疑応答
- 15:40~15:55 講 演2 管 孝博 (豊田通商株式会社 電力ソリューション開発部
新規事業グループ/課長補)
「V2X 電動車の車載蓄電池の活用可能性」 - 15:55~16:05 質疑応答
- 16:05~16:20 講 演3 古井 秀治 (ダイキン工業株式会社 テクノロジー・
イノベーションセンターZEB・エネマネグループ/主任技師)
「空調システムおよびIoTを用いたデマンドサイドマネジメントの実証事例」 - 16:20~16:30 質疑応答
- 16:30~16:45 講 演4 Suresh Chand Verma(スレシ チャンド ヴァルマ)
(中部電力株式会社技術開発本部電力技術研究所
電気グループ電力品質チーム)
「仮想同期発電機(VSG)を用いたPV大量導入時の系統安定化効果の検証」 - 16:45~16:55 質疑応答
- 16:55~17:00 閉会挨拶 吉﨑 武尚 (京都大学環境安全保健機構長)