持続可能な環境と経済の
好循環社会を目指します
Concept
千年の都と称される京都は、山々に囲まれた地形の下、豊かな自然と調和することで文化を育んできました。
ここ京都から、環境と調和したカーボンニュートラル社会を実現し、世界に冠たる環境と経済の好循環社会を創造します。
About Us
ー 設立の目的
未来に向けた環境と経済の好循環社会創造部門は、大学キャンパスを含む地域において、環境と経済の好循環を達成する、未来に向けたエネルギーマネジメント技術を開発し、CO2排出量の削減に持続的に取り組むことのできる社会を創造してまいります。
ー 設立の背景
産業革命前からの世界全体の平均気温の上昇を1.5℃に抑えることを目標としたパリ協定の採択を受け、わが国では、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指すことが宣言されました。京都大学においても、太陽光発電システムをはじめとする再生可能エネルギー発電設備(以下「再エネ設備」)の導入など、CO2排出量の削減につながる取り組みを進めてまいりました。さらなる削減に向けては、今後も再エネ設備の導入を拡大していく中、それらを最大限に活用するための取り組みが必要となります。

Three Areas
Research
研究
キャンパスなどが保有する、需要(エネルギー消費)側のエネルギー機器※1に対して、計測用エッジAIデバイスを活用し、それらの変動可能量※2を評価いたします。
加えて、供給(エネルギー生産)側との均衡を保つための、機械学習モデルやシミュレーションシステムを開発いたします。
※1 蓄電池、電気自動車、自家発電設備、照明、空調、生産設備、ヒートポンプ給湯器、燃料電池など。
※2 エネルギー機器の制御により、エネルギー消費量を増減するポテンシャルのこと。再生可能エネルギー発電がもたらす変動性等への活用が期待されている。
Education
教育
エネルギー教育イベントの開催を通じて、技術の社会還元とエネルギー施策への次世代技術者の育成を推進します。
Public interest
公益
キャンパス内に蓄電池を設置し、京都大学のエネルギーマネジメントを行うとともに、自治体と連携して地域の電力網に貢献し、安定的な電力供給する拠点として災害時に備えます。
News
- July . 10 . 2024 ー 「財界」に掲載されました
- May . 30 . 2024ー プレスリリースのお知らせ
- May . 30 . 2024 ーWEBサイトを開設いたしました
本部門の研究インテグリティに対しての考え方
本学における研究インテグリティとは、研究活動の国際化及びオープン化に伴うリスクに対する研究の健全性・公正性を意味し、本部門は研究活動の透明性を確保し、説明責任を果たすため、必要な情報について適切な報告を行っています。本学の体制に関してはこちらをご覧ください。