京都大学 環境安全保健機構

交通分野のCO2削減を各国担当大臣が議論=東京

交通分野での二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減について、約20カ国の担当相らが議論。
開会式で麻生首相は「気候変動問題は先進国、途上国を問わず、国境を越えて人間の安全保障を脅かす喫緊の課題。今後も日本は一層積極的な役割を果たしていく」と挨拶された。日本からは金子国土交通相らが参加。最終日の16日に採択される大臣宣言には、環境に優しい交通システムの確立に向け、先進国による途上国支援などが明記される方向。

−誰でもできるエコ生活−

京都議定書で日本に義務付けられたCO2の削減目標をクリアするため、従来の計画だけでは温室効果ガス排出量が年2200万トンから3600万トン(CO2換算)程度、目標を上回ってしまうとのこと。
我々のライフスタイルの中で環境に配慮する行動をとること、CO2排出の元となるエネルギーの消費をできるだけ抑えた方向に、具体的な行動としては、冷房の設定温度を1度上げ、暖房は1度下げる。通勤や買い物でのマイカー利用をやめる。家族ができるだけ同じ部屋で過ごし、電気使用量を減らす。電気製品の主電源を切り、待機電力を使わないなどが有効とされている。やろうと思えば簡単にできそう、習慣にしていこう。